[学生インタビュー]林 晨さん

林 晨さん

中国出身
東京‐高田馬場校

慶應義塾大学
経営管理研究科 経営管理専攻 MBAプログラム 合格

自己紹介をお願いします
皆さん、こんにちは。杭州出身の林と申します。中国では大学で電子商取引を専攻しました。大学2年生の時から兄と起業し、米国のAmazonで工具類のショップを運営しています。大学3年生の時に日本へ留学したいという考えが芽生え、1年間かけてゼロからN1レベルまで習得しました。2022年に大学を卒業した後、念願のISI高田馬場校へ入学し、現在は慶應義塾大学のMBAプログラムに合格しており、4月の入学を控えています。
なぜ日本への留学を選んだのですか?
理由は2つあります。1つは、実家の会社が日本企業と取引があり、主にフライス、鋸刃、テーパービットなどの工具の国際貿易を行っているからです。もう1つは、私自身、日本で経営を学びたいと思ったからです。
なぜISIへの入学を選んだのですか?
ISIの施設に惹かれました。入学後は、高田馬場校の新館で勉強しています。校内の施設や環境はとても新しく、清潔で、想像していた通り快適です。
ISIの指導は、慶應義塾大学の受験にどのように役立ちましたか?
片平先生による研究計画書のマンツーマン指導が、私にとって大きな助けとなりました。先生は私の書類に対して非常に高い基準を設けており、日本語ネイティブとして、言葉遣いや文章構成を丁寧に確認してくれただけでなく、計画書の論理構成についても多くの建設的なアドバイスをくださいました。
私が所属していた特進クラスには、N1レベルの学生が多く、志望校も日本の名門校に絞っていました。そのようなクラスの雰囲気も、自分の受験勉強に大きなモチベーションを与えてくれました。
受験活動の中で、どの大学を受験しましたか?
日本語は中国でN1を取得済みでしたが、JLPTの資格は来日後に取得しました。
私は計4つの大学、慶應義塾大学、早稲田大学、青山学院大学、明治大学を受験しました。これら4つの大学にはそれぞれ特徴があります:
慶應義塾大学のMBAプログラムの経営学は、理論研究ではなく、実戦やケーススタディを重視しています。在学中は、教授に同行して企業を訪問し、日本のビジネスの最前線の動向に触れることができます。
早稲田大学は教員陣が非常に充実しており、著名な教授が多数在籍しています。青山学院大学は卒業論文が不要だと聞いており、一部の学生にとっては好都合かもしれません。明治大学は夜間授業なので、社会人でも通うことができます。
最終的に、私は慶應義塾大学経営管理研究科経営管理専攻のMBAプログラム、いわゆるKBSに合格しました。
慶應義塾大学のMBAの試験はどのようなものですか?
慶應義塾大学のMBAは日本語プログラムです。主に一次審査、筆記試験、面接の3つの段階に分かれています。
一次審査は、個人資料と小論文の提出です。
筆記試験は主に読解問題で、受験生の思考力などが問われます。慶應義塾大学の過去問は大学の資料室でしか閲覧できず、持ち出しが禁止されているため、私は資料室に行って準備すべき過去問を探しました。
最後は3対1の面接です。特に印象に残っているのは、私が大学在学中に起業していたため、試験官から「MBAに入学した後、学業と会社経営の両立は可能か」と質問されたことです。
慶應義塾大学に合格できた主な要因は何だと思いますか?
私の理解では、慶應義塾大学のMBAは一般的に実務経験のある社会人を受け入れているのですが、私は大学卒業後、新卒の身分で直接留学し、受験しました。しかし、大学在学中に起業経験があり、慶應義塾大学のMBAも実践を重視しているため、この経験が最終的に合格できた重要な要因だったのだと思います。
起業の経緯について教えていただけますか?
私は大学2年生の時、ゼロから中国で法人を設立し、主に家族経営の企業が製造する工具を米国へ輸出する事業を始めました。中国で起業しましたが、米国での商標登録などの条件を満たせば、米国のAmazonの販売ネットワークを通じて、中国の工具を米国の消費者の手元に届けることが可能です。
中国国内では同質化競争が激化しています。積極的に海外へ事業を展開すれば、より広い活躍の場が得られると考えました。例えば北米では、DIY文化が根付いており、木工作業を好む多くの人々が、小さな木製キャビネットやテーブルを作るために当社の工具を購入してくれます。
ここ数年の発展を経て、会社は徐々に成長し、従業員も増えてきました。
現在は日本へ留学しているため、今後は国内の会社の運営を部下の幹部に任せて、まずは慶應義塾大学MBAの経営管理専攻の勉強に専念するつもりです。
大学卒業後の計画は?
帰国して会社の経営を続けるつもりです。
将来的には製品を日本へ輸出する計画であり、日本のECプラットフォームである楽天やAmazon Japanなど、新たな販路を開拓していく予定です。また、TikTokアカウントを開設し、ソーシャルメディアを通じて製品の知名度を高めていきたいと考えています。
日本のECと米国のECでは運営方法が異なります。楽天に出店するには日本の株式会社を設立する必要がありますが、Amazon Japanについては、米国Amazonの店舗があれば、そのままAmazon Japanでも販売することができます。
日本留学中、最も印象に残っていることは何ですか?
日本の礼儀正しさの文化、そして物事を行う際に常に他人の立場や便宜を考慮する日本人の国民性が、とても印象に残っています。
日本人がエレベーターに乗る際、ボタンに最も近い人は、ドアが開いた後、全員が降りるまでドアを開けたままにしておき、自分が最後に出ていくという行動をとります。
こうした些細な気配りの中に、他人を思いやる日本人の公共精神が表れています。
日本への留学を考えている後輩たちにアドバイスはありますか?
留学を考えているなら、早めに語学の準備をしておくことをお勧めします。
私自身は、中国にいる間に日本語と英語の準備を済ませておきました。日本に来てからは、受験準備に集中することができました。

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