24.Dec.2025
お知らせ

「ISO29991:2020」は語学学習サービス事業者向けに特化した要求事項で、語学学習サービスの品質向上と、それに伴う顧客満足度の向上を目的としています。毎年定期審査が実施され、3年に一度更新審査が行われます。
2025年10月24日・27日の2日間、新宿校で実地審査が執り行われました。審査の結果、全監査項目において不適合事項、オブザベーションの指摘箇所はなく、さらなる品質向上に向けた取り組みに対するコメントと、3つのストロングポイントをご評価いただきました。
今回はISIランゲージスクール新宿校と京都校のマルチプル審査で実施し、両校において教育サービスの確かな質と安定した運営体制が確認される結果となりました。
来日前プレイスメントテストに聴解試験を追加したことで、クラス変更率が低下し、より適切なレベル配置が行われています。学習者の主観的なレベル感だけでなく、担当講師の視点から見ても妥当性が向上しており、学習者が適切な学習環境で学び始められる体制が整っています。
入学願書や入学相談でのやり取りを通じて、学習者の背景・健康状況・認知能力や身体能力まで丁寧に情報収集されています。これにより、学習者一人ひとりの状況に応じた適切な支援が可能となり、ニーズに寄り添う高品質な語学教育サービスが提供されています。
学校保健師による面談体制が整備されており、学習者が安心して学べる環境が確保されています。また、講師の負担軽減にも寄与し、より質の高い授業につながる先進的な取り組みです。さらに、多国籍の学習者への配慮として、日本語以外の言語で対応可能な医療機関リストを整備している点も大きな安心材料となっています。
これからも一層の教育品質の維持・向上に努めながら、質の高いサービスが提供できるよう継続的に改善し、お客様にご満足いただける教育価値の提供に努めてまいります。

