ISI日本語学校【公式】
田口 藍衣

日本語教育を通して、各国の文化や言語を知ることができることに魅力を感じています。

普通に生活していたらなかなかできないことだと思います。日本語の授業を通して、様々な国の文化などをクラス全体で共有でき、それに学生と驚いたり笑ったりする時間が楽しいと感じます。

日本語教師になったきっかけ、日本語学校で働こうと思ったきっかけを教えてください。

高校生のときにアメリカへ修学旅行へ行き、現地の提携校の学生と交流したことがきっかけです。基本的に英語で会話をしていましたが、日本語に興味を持ち、自分の文化や言語を楽しそうに知ろうとしてくれている姿が嬉しいと思ったからです。

日本語学校で働く魅力や、やりがいは何ですか?

かつて担任をしていた学生に久々に会ったときに、会話が上手になっていたり、他のクラスで活躍している話を聞くと真摯に向き合おうとしてよかったと感じることがあります。
またクラスの最後に寂しい、ばらばらになりたくないというような声を聞くと、私ではなくクラスメイトへのコメントかもしれませんが、そのようなクラスを作れてよかったとやりがいを感じます。

学生との印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

印象に残っているエピソードはたくさんありますが、その中の1つをお送りします。
4月期に入国遅れで5月から初級Ⅰクラスに来た学生がなかなか成績が上がらず、7月期になくなく再履修をした学生がいました。その学生は当時会話もなかなかできず、私の中ではあまり優秀な学生という印象はありませんでした。
4月期が終わってこの学生の担任も外れましたが、8月に廊下ですれ違ったときに学生から声をかけてもらいました。驚くくらい会話が上手になり、スピーチや作文もとても上手な姿をそこで知りました。私は彼の能力を4月期には見いだせず、あまりいい印象を持っていませんでしたが、学生は私のことを忘れず、日本語の勉強もコツコツ頑張っていました。日本語が上達したことに感動したのと同時に、私のことを覚えていてくれることも嬉しかったです。この経験から、3か月で学生のことをよく理解するのはなかなか難しいが、もっと交流を通して知ろうとし、学生が持っている力を無駄にしないようにすることを学びました。

授業で大切にしていることは何ですか?

安心して参加できる授業を心がけています。授業中に発言することにとくに抵抗を持たない学生もいますが、抵抗を持つ学生も少なくはないと思います。私自身も高校生くらいから授業中の発言に自信がなくなっていたため、このような学生の気持ちがとても分かります。しかし、教師になるとそのような学生にも学校に来ているから発言してもらいたい、主体的に活動してほしいという思いもあります。そこで、発言してほしい時は近くの学生と相談する時間を頻繁に設けたり、机間巡視している間に学生の意見をほめて「あとでそれ言ってください」など先に肯定しておくことを心がけています。その効果が本当にあるかどうかはまだ分からないのですが、自分の授業で気をつけています。

あなたのクラス、または職場はどんな雰囲気ですか?

中級Ⅱの多国籍のクラスは国ごとにまとまって席についている学生が多いですが、席をシャッフルして活動をさせても和気あいあいと日本語でコミュニケーションを取っています。
職場はフリーアドレスということもあり、いろいろな先生と毎日コミュニケーションが取れます。クラスや授業のことだけでなく、休憩の時はいろいろなことをお話しでき、楽しんでいます。

ISI日本語学校の魅力はどんなところだと感じていますか?

多くの学生・先生がいることだと思います。本当にいろいろな学生がいるので、学生対応の引き出しがとても増えると思います。また、多くの先生方がいらっしゃるので、授業見学習慣には多くの先生の授業を見学させていただくことができ、授業の引き出しも増やすことができます。

これから日本留学に来る学生へのメッセージをお願いします。

新たな生活が始まり、不安なことがたくさんあると思います。しかし、不安も大変なことも楽しいことも共有できる友達にきっと出会えます。私たち教師もみなさんの夢を支えられるよう、できる限りのサポートをしたいと思っています。一緒に頑張りましょう!